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仏教の目的とは?~仏を信じ、自分の心を正しく整える~

こんにちは。
兵庫県神戸市灘区にある浄土真宗本願寺派の寺院
「真照寺(しんしょうじ)」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。



王子公園北側の自然に恵まれた場所に位置し
宗祖親鸞聖人の示された他力本願のみ教えを聴かせていただく聞法道場として
法事・葬儀のご依頼はもちろん、憩いの場としても長年愛されております。


仏教の究極の目的は、仏を信じ、自分の心を正しく調節して
お釈迦様のように悟りを開くことです。


悟りを開くなんて、とても私たちには難しいことですが
せめて、お釈迦様の教えに耳を傾け、お釈迦様の真似をして
1か月に1度くらいは、座禅を組んだり、写経をしたりすると
こころが整い、気持ちよく過ごせるようになるかもしれません。


お釈迦様は、この世は「苦」だと断定なさいました。
四苦八苦の世間に私たちは生きなければなりません。


四苦とは、生、老、病、死のことです。
そのほかの四苦は、次のものを表しています。


1,愛別離苦(あいべつりく)愛する者との別れる苦しみ

2,怨憎会苦(おんぞうえく)嫌いな人、難しく思う人とも、生きている限り関わりがあること

3,求不得苦(ぐふとっく)欲しいものが得られない苦しみ。家や財宝、地位など。

4,五陰盛苦(ごおんじょうく)人間の肉体が醸し出す苦しみ。病気や性欲の苦。


こうした「苦」を感じて苦しむのは心です。
目に見えない、触ってもわからない心は、体のどこにあるのか分かりません。


赤ちゃんの笑顔を無心の笑顔などと表現しますが
生まれたときから人間は心を一つ持たされています。
こころがこの世の苦しみも、また幸福感や喜びも感じるものなのです。


生きるということは、自分の心をなだめ、付き合っていくしかないでしょう。
こだわりのない心、我欲のとれた心、愛にあふれた優しい心に整えたいですね。



「真照寺」は自然に囲まれた寺院です。
どうぞお気軽にお参りください。



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